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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

管球プリメインアンプが3度目の故障

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マッキントッシュの管球プリメインアンプが3度目の故障となった。左チャンネルのレベルが下がってしまい、継続してノイズが出る。

さすがにうんざりしたが、故障品は単なるゴミにすぎない。早速販売店に持ち込んだ。

前回は前々回の再修理であったため、結局昨年のクリスマスから1ヶ月間アンプが使用できなかった。今回は前回の修理から1年も経たずにまた同じ左チャンネルが故障している。

ひと月まえに原因不明の大きなノイズがアンプから出た。どうやらはじめから問題を抱え込んでいて、修理し切れていない感じがする。もはやこの個体に信頼感が持てない心境だ。

当初はアメリカの製品はこんなものなのか、と割切っていた。しかし、販売店からは、故障が起こっているのは私だけ、と知らされた。これは明らかに「レモン」をつかんだな、と確信した次第である。

重量級アンプを3度も持ち込むに当たっては、恐ろしく目に見えない費用がかかっている。手間や時間、仕事を抜けるための根回し、ガソリン代、そして音が出せない苦痛、は決して安い代償ではない。

修理で持ち込んでも、お役所的に修理完了で、「故障したら何度でもどうぞ」と言われるのももう我慢の限界である。保証期間中に3度故障したのだ。マッキントッシュともあろう会社がそんなことでは、到底ファンに夢を売れないことだろう。そもそも工業製品として失格である。

本当に私が言うように故障しているか、販売店でも確認してもらった。間違いないそうだ。販売店でも気の毒がって、修理対応ではなく新品交換でメーカーに働きかけてくれた。結果、新品交換でマッキントッシュ・ジャパンと折り合いがついたとのことである。

しかし、現在在庫切れで、納品は12月上旬になるのだそうだ。

散々といえば散々である。しかし、こういうこともありうることだろう。あまりカッカしないことが大切だ。

仕事でアメリカ製やイタリア製の機械・工具の輸入の担当者をしていたことがある。その時の経験からすれば、別に驚くに値しないことなのだから。
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by yoshisugimoto | 2008-11-12 07:11 | オーディオ | Comments(0)