GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURY クレンペラー編
2008年 05月 25日
GREAT CONDUCTORS OF THE 20TH CENTURYシリーズのオットー・クレンペラー編である。宇野功芳氏は1950年代のクレンペラーはたいしたことない、と書いていたが、このCDを聴くとそんなふうには全く感じない。晩年のような遅いテンポでない分エネルギーに満ちている。このコンピレーションは50年代のモノ・ライブ録音ばかり、音質的に大して期待していなかったが、リマスタリングがうまいのか、どの録音も音楽性極上だ。すでに廃盤の模様だが、入手できるならイチオシである。
クレンペラーの録音は質・量のトータルでカラヤンに次ぐ巨大な存在だ。もちろん個人的にはカラヤンより断然好みである。
20世紀の大指揮者たち
~オットー・クレンペラー
CD1
・モーツァルト:交響曲第38番(26:15)
ベルリンRIAS交響楽団(1950年12月22,23日放送用スタジオ録音/DR)
・R.シュトラウス:《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯》
ケルン放送交響楽団(1954年10月25日放送用スタジオ録音/WDR)
・ストラヴィンスキー:《プルチネッラ》組曲(26:09)
バイエルン放送交響楽団(1957年9月26日ライヴ録音/BR)
・ワイル:《小さな三文音楽》から(9:26)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(1931年録音、リマスタリング:ウォード・マーストン)
CD2
・モーツァルト:交響曲第25番(19:12)
ベルリンRIAS交響楽団(1950年12月20日放送用スタジオ録音/DR)
・ベートーヴェン:交響曲第2番(34:45)
ベルリン放送交響楽団(1958年3月29日ライヴ録音/DR)
・ヤナーチェク:シンフォニエッタ(23:22)
ケルン放送交響楽団(1956年2月27日放送用スタジオ録音/WDR)
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by yoshisugimoto
| 2008-05-25 09:16
| クラシック音楽CD
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