カイルベルトの東京文化会館ライブ
2008年 05月 18日

カイルベルトの最晩年の録音がキングから出ている。カイルベルトはどちらかと言うとドイツのローカルカラーで勝負するタイプで、インターナショナルなカラヤンやセルとタイプが異なる。この東京文化会館のライブは68年だが、それにしては恐ろしく音がいい。燻し銀の重厚ななサウンドだ。ティルではグランカッサやラチェットがうなりを上げる。
国内盤で安くはないが、絶対の推薦盤だ。
・R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
・ブラームス:交響曲第4番
・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
バンベルク交響楽団
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
録音:1968年5月20日、東京文化会館(ライヴ、ステレオ)
オーケストラ再生のオーディオ ←このブログの関連サイトです
by yoshisugimoto
| 2008-05-18 13:01
| クラシック音楽CD
|
Comments(0)