Ba404
2008年 05月 03日

フルレンジの分割振動の高音はイマイチ透明感に不足している。しかしネットワークのないフルレンジの音にはマルチウェイにはない何かがある。とくにこなれて刺激的ないやな音がしなくなったフルレンジは愛着を感じる。少なくともワンセットは常時音を出せる形で持っていたいというのが筆者の思いだ。
アルテックのフルレンジを使ったBa404が目下絶好調だ。上をT925、下を自作パッシブ・サブウーファーを足している。ケーブルを厳選して低音の厚みを確保し、管球アンプで鳴らせば全く侮れない。クラシックもジャズも実にいい味わいである。フルレンジという原点は心強く、聴いていて安心するのだ。このところメイン・スピーカーであるビクターのSX-V7はご無沙汰である。
だがフルレンジだけでもオーディオは満足できない。やっぱりマルチウェイと切り替えて楽しむのが筆者のオーディオの醍醐味である。
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by yoshisugimoto
| 2008-05-03 16:11
| オーディオ
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