ライナーのハイドン
2008年 04月 28日
ハイドンとモーツアルトとどちらが偉大か、と問われればモーツアルトと答えるしかないが、ハイドンも巨大な存在である。交響曲は特に後期のザロモンセットはいつ聴いてもよい。音楽が陽性で健全でしかも格調高く、絶対に食傷しない。これがチャイコフスキーあたりと違うところだ。
さてライナー最晩年にハイドンの交響曲3曲の録音がある。本家RCAでは廃盤だが、昨年テスタメントで復刻された。テンポが速めで明快なライナーとハイドンは相性がよい。実はこの録音はLPでも持っているが、LPの時代にはさほどの録音とは思わなかった。オケは臨時編成のようで、HIS ORCHESTRAとクレジットされている。
ハイドン
・交響曲第88番ト長調『V字』
シカゴ交響楽団
フリッツ・ライナー(指揮)
録音:1960年2月(ステレオ)
・交響曲第95番ハ短調
フリッツ・ライナー交響楽団
フリッツ・ライナー(指揮)
録音:1963年9月(ステレオ)
・交響曲第101番ニ長調『時計』
フリッツ・ライナー交響楽団
フリッツ・ライナー(指揮)
録音:1963年9月(ステレオ)
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by yoshisugimoto
| 2008-04-28 07:06
| クラシック音楽CD
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