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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

バルビローリ / ディーリアス作品集



最近、ディーリアスの晩年について新事実を知るにいたった。イギリス人でありながらフランスの田舎で創作したことは知っていた。そのディーリアスは梅毒がもとで60歳で失明したそうである。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~thealmostforgottenrite/asongofsummer.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9

以前ディーリアスのCDのジャケットが瞑目した老人の絵で、奇異に感じたものだが、そうだったのかという感じだ。いまなら梅毒は抗生物質で早期に治療できて、難しい病気ではないようである。

フェンビーが口述筆記した「夏の日」は手元のこのCDで聴けるが、老人の幽玄な境地が出ているように思う。個人的には初期の作品により愛着を感じる。私の大好きなフロリダ組曲はなんと20代の作品だったのだ!

さてディーリアスが住んだのはグレ=シュル=ロワンというフランスの田舎であるが、日本人の黒田清輝なんかも住んだところらしい。

http://tetsuwanco.exblog.jp/i23/

あんな作品ができたのもうなずける。

バルビローリ / ディーリアス作品集

・楽園への道
・『イルメリン』前奏曲
・春初めてのカッコウを聞いて
・牧歌『かつて私は人の多い街を通って』
・『フェニモアとゲルダ』間奏曲

 録音:1956年[ステレオ]

・2つの水彩画
・夏の歌

 録音:1948,50年[モノラル]

ハレ管弦楽団
ジョン・バルビローリ(指揮)

オーケストラ再生のオーディオ ←このブログの関連サイトです
Commented by やっちゃばの士 at 2008-04-26 00:22
はじめまして。
私は青果市場に勤める会社員です。
実は先生の本「ネット・コーチングで開業しよう!」を図書館で借りてきて昨日、今日で全て読みました。非常に興味深く最後まで読ませていただきました。先生のことは、失礼ながら、この本を読むまではまったく知りませんでした。

 私は他人の人生を豊かにする仕事をしたいと以前から経営コンサルタントになりたいと思っていました。昨年、中小企業診断士と社会保険労務士試験に合格しました。独立して活動したいと思っているのですが、実務経験もなく、当然顧客もいないので、どのようにしていったらいいだろうかと日々悩んでいます。

 私の目指すコンサルタント像はビジネスだけではなく、家庭や趣味など人生をトータルに考えるものです。テクニークも必要ですが、それだけでは対処療法に過ぎないと思っています。

 
Commented by やっちゃばの士② at 2008-04-26 00:25
そんな風に考えていたところに、先生の本と出会いました。今勉強資金がないので、大きな投資は出来ないのですが、コーチングを学んでみたいと思っています。

 最後に、このページにコメントさせていただいたのは、私もクラシックファンでクラシックブログを下手くそながら運営しているからです。楽器は弾けないのですが、クラシックは私にとって欠かすことの出来ない栄養剤です。ディーリアスの記事をURLに記載しておきました。これから、お付き合いしていただければ幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
Commented by yoshisugimoto at 2008-04-26 11:49
はじめまして。

私のブログに書き込みありがとうございました。また拙著をお読みいただいたそうでありがたいことです。

中小企業診断士と社会保険労務士試験に合格されたそうですが、すごいですね。私には絶対マネできそうにありません。

ところでSleeping Beautyはhttp://www.hmv.co.jp/product/detail/1974222
がぶっ飛びです。交響詩以上に変貌しています。

今後ともよろしくお願い申し上げます
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by yoshisugimoto | 2008-04-20 09:32 | クラシック音楽CD | Comments(3)