シェルヘンのガイーヌ
2008年 02月 25日

ハチャトゥリアンは録音している演奏家が限られている。カラヤンやベーム、オーマンディやセルといった指揮者の録音はない。ところが例外的にシェルヘンがガイーヌ組曲を入れている。しかもステレオだ。演奏は結構味わい深い。ただ録音はDレンジがほどほどで、薄手の感じはある。シェルヘンのディスコグラフィーは意外に広範で、録音もかなり良いと思う。生前は評価されなかったそうだが、結構巨大な存在なのだ。19世紀生まれの巨匠としては、あとコーガンとVn協奏曲を入れたモントゥーくらいしか思いつかない。
プロコフィエフ:交響組曲「キージェ中尉」 作品60、スキタイ組曲「アラとロリー」 作品20、ハチャトゥリアン:バレエ組曲「ガイーヌ」
ヘルマン・シェルヘン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
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by yoshisugimoto
| 2008-02-25 07:16
| クラシック音楽CD
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