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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

スピーカー・セレクター



スピーカー・セレクターはできれば使いたくない。セレクターのINとOUT、それに切り替えスイッチの接点が増えるし、アンプ・セレクター間に余分なケーブルが必要だ。確かにそうなのだが、オーディオを趣味とする当方としては、他のSPも聴いてみたい。

現用メインSPはネットワークが入った3ウェイで、歪みが少ないが抑制された低能率型である。時には高能率型のバリバリと良く鳴るフルレンジを鳴らしてみたい、という衝動に駆られる。もちろんスピーカー・セレクターを使わず、サブのアンプを用意するという手があり、今までこれで来たのだが、サブのアンプには予算と置き場所の問題で全力投球できない。やっぱりフルレンジはマッキンの管球アンプで鳴らさないと意味がない。

大変悩んだのだが、敢えてスピーカー・セレクターを買うことにした。使うからには最高級品を入手してYラグを使うしかない。そこでラックスのAS-55に決定。定価は57,750円だが、実売価格45,500円で入手した。Yラグやケーブルにも手を抜けない。結局余分に15,000円ほどかかってしまった。セレクターを通した音は劣化しているはずだが、ここまでやればそうは簡単にわからないだろう。

ラックスのプリメインにはアンプにA・Bのスピーカー・セレクターがついているが、パッシブのサブ・ウーファーを使う場合、A・Bで共用はできない。しかし、別置きのセレクターなら共用はOKである。これはSP出力を入力にしているアコースティック・ハーモネーターも同様だ。スピーカー・セレクターでは決して音質は向上しないが、オーディオ・ライフとしてはより楽しめるようになるわけだ。

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by yoshisugimoto | 2007-12-27 07:34 | オーディオ | Comments(0)