オイストラフとオーマンディ
2007年 12月 06日

オイストラフは好きなヴァイオリニストだ。ハイフェッツのように強力な個性とは違うが、よく歌い、音も美しい。ややオッサンくさい感じはあるが、私もオッサンだから許せる。このCDは筆者が生まれた年(1959)の録音で、バックはオーマンディである。オーマンディの伴奏は昔から定評があり、ソリストがこう弾きたいと思った通りに伴奏をつける能力を持ち合わせているのだそうだ。このコンビのステレオ録音はあとシベリウスのVn協奏曲だけであるが、これまでなぜかフランチェスカッティのベートーヴェンのVn協奏曲とカップリングされてきた。これも手元にある。
・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 op.99
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
録音:1956年1月(モノラル)
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.35
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)
録音:1959年12月(ステレオ)
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by yoshisugimoto
| 2007-12-06 06:49
| クラシック音楽CD
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