ヒンデミットの管弦楽曲
2007年 12月 03日

ヒンデミットは多作なほうで、室内楽にも幾多の作品があるが、オケ物は「画家マティス」、「交響的変容」、Vn協奏曲といったところがポピュラーだ。他に「いとも気高き幻想」とか「世界の調和」とかVcコンチェルトもある。
個人的に好きなのは、「画家マティス」で、LP時代はカラヤン/BPOのEMI録音をよく聴いた。BPOの上手さとカラヤンの美的センスがマッチした秀演であったが、現在は廃盤のようだ。このCDはクレツキの録音である。
オイストラフが弾くVn協奏曲は昔、スコットランド幻想曲とのカプリングでLPが出ていた。これも名盤。それに加えてアバード/LSOの「交響的変容」も入っている。これもLP時代にヤナーチェクのシンフォニエッタとカプリングで出ていた名盤である。ジャケは廉価盤そのものだが、コスパ抜群である。お持ちでない方にはイチオシと太鼓判を押したい。
Hindemith, Abbado, Kletzki, Oistrakh, London Symphony Orchestra, Orchestre de la Suisse Romande
Hindemith: Mathis der Maler; Violin Concerto; Symphonic Metamorphosis
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by yoshisugimoto
| 2007-12-03 06:24
| クラシック音楽CD
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