セルの落穂拾い
2007年 09月 16日
セルに少々はまっている。セルの録音は下手な装置と下手なマスタリングでは聴けたものではない。あんなヒステリックな音のどこがいいんだと思う。ところが装置が良くなり、マスタリングが改善すると病みつきになると言っておこう。
このCDは特に関連のない作曲家の作品の寄せ集めで、落穂拾いといっていい。しかし、DSDマスタリングで圧倒的に音質が改善している。ウォルトンは以前のMASTERWORKS PORTRAITというシリーズで持っているが、まるで別物だ。「火の鳥」はセルの唯一のストラヴィンスキー録音ではないだろうか。しかし、完璧な名演である。グランカッサの低音が切れているのが、時代を感じさせる程度である。
曲目リスト
1. 交響曲第10番~アダージョとプルガトリオ(マーラー)
2. 管弦楽のためのパルティータ(ウォルトン)
3. 組曲「火の鳥」(1919年版)(ストラヴィンスキー)
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by yoshisugimoto
| 2007-09-16 08:58
| クラシック音楽CD
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