ヘルマン・シェルヘン NIXAレコーディングス
2007年 05月 27日
ステレオならどうにか楽しめるが、モノラル録音は楽しめない、という装置は一級の装置とは言い難い。モノラル録音を楽しむには良質の低音が確保された装置が不可欠だと思う。
音楽を楽しむためにはモノラル録音でも十分である。いやむしろモノラル録音のほうが好きなくらいなのである。ステレオで録音されているのをわざわざモノラルで再生するのは、邪道であろう。しかしモノラル録音はモノラルだからと敬遠せず、ヴィンテージ録音として楽しめばよいと思う。最近モノラル録音にはまっている。
シェルヘンのモノラル録音はいいものが多い。確かに演奏は癖があるが、B級的面白さはある。英ニクサの録音はそのうち廃盤になると予想されるので、入手することにした。シェルヘンの幻想はニクサでないと聴けないようだ。CD4枚組だが録音はどれも優秀である。
ただこの縦長パックは何とかして欲しい。片付けるのに困る。
ヘルマン・シェルヘン NIXAレコーディングス
ベルリオーズ :幻想交響曲、イタリアのハロルド、リムスキー=コルサコフ:ロシアの復活祭、交響曲第2番《アンタール》、スペイン奇想曲、チャイコフスキー:《ロメオとジュリエット》、《1812年》、スラヴ行進曲、イタリア奇想曲
以上、ロンドン交響楽団・1953年録音(ハロルドのみロイヤル・フィル・1954(?)年)
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by yoshisugimoto
| 2007-05-27 20:15
| クラシック音楽CD
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