コダーイの交響曲
2007年 05月 05日
コダーイの交響曲は最晩年の作品である。最初の楽想は、思いついた時に乗っていた路面電車の切符に書き留めた。その後、長らく放置されていたが、1957年のトスカニーニの死を受けて、それに捧げる作品として完成された。「アルトゥーロ・トスカニーニの思い出のために」という副題がつく時もある。1961年フェレンツ・フリッチャイの指揮で初演された。
実はフリッチャイのステレオ録音のCDが我が家にある。コダーイの他の管弦楽曲との抱き合わせで、
S.コダーイ 交響曲 ベルリン放送SO 61.9.11 445402-2 ライブ ベルリン芸術週間
とある。現在廃盤だが、限られたフリッチャイのステレオ録音であるうえ、レアな曲目、そしてコダーイらしい曲想と3拍子そろった貴重な録音だ。どこかで見つけられたら即ゲットをオススメする。
現在はドラティのコダーイの管弦楽曲集に交響曲の録音が含まれている。こちらはまだ聴いていないが、ドラティは悪かろうはずがないと思う。
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by yoshisugimoto
| 2007-05-05 17:33
| クラシック音楽CD
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