ザ・ピーナッツ
2006年 11月 30日
近所の商店街のワゴンセールで本人歌唱7曲入り「ザ・ピーナッツ」のCDが出ていたのでふと買ってしまった。ピーナッツと言えば私の子供のころの流行歌手で、当時大した思い入れはなかった。しかし、昨今の流行歌とは段違いの味わいはあったな、と思ったからである。
さて持ち帰って聴いてみると、これは驚くほどいい。なんと言ってもデュエットの声の質が同じで、こういうハーモニーは多重録音でなければ無理である。それができてしまうのがこのユニットの凄さだ。
最近亡くなった宮川泰氏作曲の曲が多く、歌は良くできているし、60年代のノスタルジーもあって大変楽しめた。ただ70年代に入ると声量が改善するとともにだんだん声が太くなる傾向があり、おばさん声の片鱗が感じられるようになる。引退したのはそうしたこともあったのか、と思ってしまった。
とにかくピーナッツはちょっとしたファンになってしまった。別のCDも買ってみよう。
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by yoshisugimoto
| 2006-11-30 06:27
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