プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》レヴァイン
2026年 03月 28日

本音でいうと当方はオペラは好きとは言えない。守備範囲は基本インストの抽象音楽である。とはいえ前期高齢者になって、余生は長いとは言えない。そこで勉強の意味でオペラのDVDを図書館で借りてきて観ているのだ。そんな当方でも1987年収録のレヴァインの《トゥーランドット》は必見の超決定盤であることは理解できる。映画で言えば「ベンハー」や「アラビアのロレンス」に匹敵すると思われる。ストーリーは荒唐無稽なおとぎ話だが、エンタテインメントとしては頂点を極めた一作だと思う。ゼフィレッリの演出が絢爛豪華な一大絵巻で、グランド・オペラ的な壮麗さではおそらく右に出るものはない感じがする。
エヴァ・マルトン(1943年6月18日生まれ)はハンガリーのドラマティック・ソプラノ歌手で、特にプッチーニの『トゥーランドット』が当たり役ということだ(下)。それにしても巨匠レヴァインがセクハラ疑惑で晩節を汚す羽目になったのは残念なことである。
NTSCなので、ビデオ音声だけを取り出して聴いてもおそらく期待外れと思われるので、音楽だけの鑑賞はストコフスキーの全曲盤、カラヤンのハイライト盤で良しとしよう。とくにストコフスキーの音源は音だけなら最高だ。
トゥーランドット……エヴァ・マルトン(ソプラノ)
カラフ……プラシド・ドミンゴ(テノール)
リュー……レオーナ・ミッチェル(ソプラノ)
ティムール……ポール・プリシュカ(バス)
皇帝アルトゥム……ユグ・キュエノー(テノール) 他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:フランコ・ゼフィレッリ、映像監督:ブライアン・ラージ
制作:1987年4月 メトロポリタン歌劇場(ライヴ収録)
仕様:133分/片面2層/カラー/日本語字幕on/off /リニアPCM/NTSC/4:3
by yoshisugimoto
| 2026-03-28 14:26
| クラシック音楽CD
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