10㎝ユニットのプラスツィーターの微調整
2025年 12月 31日

写真は評論家の炭山さんが製作されたバックロードホーン。20cmと10cmのユニットの両方にホーン・ツィーターを載せておられる。20cmのユニットには足りないから高域を足すのでレベル合わせは割に簡単だ。10cmのユニットはもともと高音が十分出ているところにさらに高音を追加するので、匙加減が難しい。長岡さんの本だと、ツィーターをいろいろ買ってきてつないみるしかないと書かれている。これは20cmのハナシ。10cmとなると0.1μF一択となる。オーディオ用のフィルムコンデンサーは最小で0.1μFしか入手できない。しかし、実際はここから微調整が必要なのだ。

当方がやっているのはいろいろセメント抵抗(@50円くらい)を買ってきて、ツィーター本体に並列接続するというもの。コンデンサー一発の6dB/oct.のフィルターのクロスオーバー周波数はツィーターのインピーダンスに反比例する。セメント抵抗でツィーターの見かけ上のインピーダンスを下げてやると、クロスオーバー周波数が上昇するので、ツィーターのレベルは下がる。並列接続する抵抗は以前は≒9Ωだったが、これを15Ωに変更したところ、絶妙なコクが出るようになった。ツィーターの合成抵抗はほんの1Ωほど増えるだけなのだが、聴感は明らかに異なる。ツィーターのエージング、スピーカーケーブル、インターコネクトケーブル、アンプによってベストな抵抗値は変わってくる。料理の微妙な塩加減で絶妙な味わいを引き出せるのによく似ている。
ちなみに20cmのフルレンジはいくらツィーターを繋いでも、高音の品位には限界もある。10cmのフルレンジは高音が比較的良好なため、ツィーターを繋ぐとメーカー製2ウェイに肉薄できるのである。

アッテネータを使わずに、レベルを合わせる、この方法は、理想的だと思います。当方は、手持ちのツイーターが沢山あるので、並列にシャントして、後ろ向きか、斜め後ろ向きにセットして、使っております。河上
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コメントありがとうございます。定抵抗型アッテネーターの直列部分を省略したものと考えられますので、一種のアッテネーターと言えなくもないですね。
by yoshisugimoto
| 2025-12-31 07:44
| オーディオ
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