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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ベートーヴェン:カンタータ「栄光の瞬間」Op.136 ヘルマン・シェルヘン、未発表ライヴ

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ヘルマン・シェルヘンの未発表ライヴ2枚組が1円で出ていた。といっても送料が450円かかる。レアものなのでなくならないうちに確保した。内容はごった煮だし、概して録音も古く魅力薄だが、こういう音源は全部聴こうと思わないことだ。一曲でも掘り出しものがあれば十分である。この音源にはベートーヴェン:カンタータ「栄光の瞬間」Op.136 が含まれているが、これがなかなかいい。フィッシャー=ディースカウも歌っている。

ベートーヴェンの最高傑作であるミサ・ソレムニスはOp.123なので、ミサ・ソレムニスの後の作品ということになる。「栄光の瞬間」はナポレオンが敗退後に開催された「ウィーン会議」の際に演奏された、列強の戦勝を称える祝祭的なカンタータということだ。ヨーロッパ諸国の代表が集い、メッテルニヒ外相が議長を務めたという歴史的な会議であり、ここで演奏されたということは、ベートーヴェンにとっても「栄光の瞬間」であったに違いない。しかし、「ウェリントンの勝利」同様、高くは評価されない楽曲で、滅多に演奏されない。といっても決して駄作でもなく、それなりの佳作である。祝祭的でネアカなのがいい。

ヘルマン・シェルヘン、未発表ライヴ
 シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド イ長調 D438
 [ロア・スポエッリ(Vn) ベロミュンスター放送o./
  録音:1945年11月12日〔アセテート盤より〕]
 ラヴェル:マ・メール・ロワ(全5曲)[RIASso./録音:1949年1月31日]
 シェーンベルク:ワルシャワの生き残り Op.46[ハンス・オラフ・ハイデマン(語り)
                 ダルムシュタット州立劇場o./録音:1950年8月20日]/
 ヘンデル:水上の音楽[RAI国立so./録音:1957年1月5日]
 ベートーヴェン:カンタータ「栄光の瞬間」Op.136
 [ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) ルイ・リアラン(T)
  ウルズラ・リップマン、クラウディア・ヘルマン(S)
  ベルリン聖ヘトヴィヒcho.、放送so./録音:1957年4月30日、シャンゼリゼ劇場]
 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」~あの悪党はどこに隠れているの
 [シュザンヌ・ダンコ、マリアンネ・シェヒ、エリカ・ケート(S)
  ハインツ・マリア・リンス(Br) ヴァルター・ベリー(B)
  バイエルン放送so./録音:1957年10月6日-12日]
 ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」[北西ドイツpo./録音:1960年2月1日]
 ブルックナー:交響曲第2番~第3楽章「スケルツォ」(カット版)
 [トロントso./録音:1965年12月14日]
以上、ヘルマン・シェルヘン指揮

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by yoshisugimoto | 2025-01-30 22:56 | クラシック音楽CD | Comments(0)