『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』2012年
2024年 07月 25日

第62回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映され、また、第85回アカデミー賞外国語映画賞ではデンマーク代表として出品され、ノミネートに至った。他に第70回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされている。
ストーリー
1775年、ドイツに追放されているデンマーク王妃カロリーネが、死を前に息子フレデリクと娘ルイーセに宛てた遺書をしたためる形で、国王クリスチャン7世に嫁いだ1766年から、愛人となったヨハン・ストルーエンセと共に目指した啓蒙思想に基づく政治改革、周囲と国民の反発によってストルーエンセが逮捕・処刑された1772年までが回想として描かれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
時代としてはマリー・アントワネットがフランスで君臨していたころ。クリスチャン7世は生まれた時から精神病を患っていたこともあって、政治能力は皆無。イギリスから嫁いできた王妃カロリーネ(Caroline Matilda of Wales、1751-1775)は、精神を病んだクリスチャン7世に振り回され孤独な生活を送っている中で、王の侍医となったドイツ人医師のストルーエンセ(Johann Friedrich Struensee、1737-1772)と愛人関係となる。一方で、ストールエンセは王のよき理解者として、次第に政治にも介入していく。しかし、最後には露見して、ストールエンセは処刑、王妃カロリーネはドイツに追放される。この3角関係は、デンマークでは教科書にも載っている有名な話ということだ。いずれにしても馬鹿でも皇帝や王に成れてしまうのは洋の東西を問わず困ったことである。カロリーネはわずか24歳、ストルーエンセは35歳の生涯だったことになる。
時代としてはマリー・アントワネットがフランスで君臨していたころ。クリスチャン7世は生まれた時から精神病を患っていたこともあって、政治能力は皆無。イギリスから嫁いできた王妃カロリーネ(Caroline Matilda of Wales、1751-1775)は、精神を病んだクリスチャン7世に振り回され孤独な生活を送っている中で、王の侍医となったドイツ人医師のストルーエンセ(Johann Friedrich Struensee、1737-1772)と愛人関係となる。一方で、ストールエンセは王のよき理解者として、次第に政治にも介入していく。しかし、最後には露見して、ストールエンセは処刑、王妃カロリーネはドイツに追放される。この3角関係は、デンマークでは教科書にも載っている有名な話ということだ。いずれにしても馬鹿でも皇帝や王に成れてしまうのは洋の東西を問わず困ったことである。カロリーネはわずか24歳、ストルーエンセは35歳の生涯だったことになる。
by yoshisugimoto
| 2024-07-25 21:33
| 映画
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