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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

『三銃士』1993年

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おなじみのアレクサンドル・デュマの小説を、若手俳優の共演で映画化した剣劇冒険ロマン。監督は「飛べないアヒル」のスティーブン・ヘレク。製作は「ホーム・アローン2」のジョー・ロスと「フーズ・ザット・ガール」のロジャー・バーンバウムで、本作は彼らが設立したキャラヴァン・ピクチャーズの第1回作品。脚本はデイヴィッド・ローリー、撮影は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のディーン・セムラー。音楽は「ブルー・アイス」のマイケル・ケイメンで、主題歌『オール・フォー・ラヴ』をスティング、ブライアン・アダムス、ロッド・スチュアートの3人が歌う。美術はブルーノ・セサリ。主演は「ホット・ショット2」のチャーリー・シーン、「失踪 妄想は究極の凶器」のキーファー・サザーランド、「幸福の条件」のオリヴァー・プラット、「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」のクリス・オドネル。(以上『キネマ旬報WEB』)

『三銃士』の名を語った創作劇。全く原作と異なる。リシュリュー枢機卿は冷徹な政治家だったが、映画ではダースベイダーの如く、単に邪悪な悪役にされてしまっている。チャンバラは結構だが、人を殺す重みが全くない。倒す(つまり殺す)相手は親兄弟もいれば妻子だっているはずだ。好きでかかってくるのではなく、命じられるからやむなくかかってくるのである。人が死ぬという厳粛な事実に全く目をつぶってしまっている。大人が観る価値があるのかは疑問だ。勧善懲悪のお子様向きの作品。そこはディズニーだから仕方がない。

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by yoshisugimoto | 2024-05-25 18:54 | 映画 | Comments(0)