シュヴァルツコップ・シングズ・オペレッタ

シュヴァルツコップはオットー・アッカーマンの指揮でオペレッタの録音がモノラルながら５点ある。マタチッチ指揮でステレオ再録音した『メリー・ウィドウ』は宇野功芳が絶賛しており有名だが、他にアリア集もステレオで残しているのをたまたま知った。折よく激安でヤフオクに出品されているのを発見し、即入手。これが出色の出来なのだ。録音もよく、あまり知られていないがシュヴァルツコップの代表盤のひとつだと思う。

【収録曲】

1) ホイベルガー：『オペラ舞踏会』より「別室へ行きましょう」

2) ツェラー：『小鳥売り』より「わたしは郵便配達のクリステル」

3) ツェラー：『小鳥売り』より「チロルのバラの歌」

4) レハール：『ロシア皇太子』より「わたしは恋人が現われるのを待っている」

5) レハール:『ルクセンブルク伯爵』より「アンジェル・ディディエ万歳」

6) J.シュトラウス2世：『カサノヴァ』より「修道女の合唱とラウラの歌」

7) ミレッカー：『デュバリー伯爵夫人』より「わたしが心を捧げる人」

8) ミレッカー：『デュバリー伯爵夫人』より「わたしが事を始めたら」

9) スッペ：『ボッカッチョ』より「恋はやさし」

10) レハール：『ルクセンブルク伯爵』より「今日わたしは花嫁になる」

11) ツェラー：『抗夫長』より「気を悪くしないで」

12) レハール：『ジュディッタ』より「唇に熱い口づけを」

13) ジーチンスキ：ウィーン、わが夢の町

【演奏】

　エリーザベト・シュヴァルツコップ（ソプラノ）

　フィルハーモニア管弦楽団

　オットー・アッカーマン（指揮）

【録音】1957年7月