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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

『ハート・ロッカー』2008年

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『ハート・ロッカー』(The Hurt Locker)は、キャスリン・ビグロー監督による2008年のアメリカ映画。イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争アクション。

2008年のヴェネツィア国際映画祭、トロント国際映画祭で上映。第82回アカデミー賞では9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門で受賞した。

タイトルはアメリカ軍のスラングで「苦痛の極限地帯」、「棺桶」を意味する。

ストーリー
イラク戦争中の2004年、バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、路上に仕掛けられた「即席爆発装置(IED)」と呼ばれる爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し彼らが退避しようとしたその時、突如爆発を起こす。

罠にかかり殉職した隊員に代わり、新たな「命知らず」のウィリアム・ジェームズ軍曹が送り込まれてきた。安全対策も行わず、まるで死を恐れないかのように振る舞う彼を補佐するサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は徐々に不安を募らせていく。虚勢を張るただの命知らずなのか、勇敢なプロフェッショナルなのか。彼らの不安とは関わりなく、地獄の炎天下で処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が続く。
(以上Wikipedia)

爆弾処理班がいかに戦地で任務遂行しているのか、理解が進む一作。爆弾処理は死と隣り合わせだが、戦地で不可欠な仕事でもある。しかし、映画の主人公のような仕事ぶりでは命がいくらあっても足りないだろう。その辺りはフィクションというしかない。

サダム・フセイン政権は強権体制によってそれなりの秩序が維持できていた。ところが米国がフセイン政権を打倒すると、抑え込まれていた、異なる民族や宗派の対立が噴出し、政治が機能不全に陥った。その挙句、過激派組織ISが一時台頭し、鎮圧された後も混乱は続いている。中東の脅威をとり除き、民主化するという大義名分のもと、国際社会の同意なく行われた戦争が、かえって多くの市民の命を奪い、中東を不安定にしてしまった。米国はイラク社会についての十分な理解も、綿密な計画もなく、場当たり的だった。爆弾処理をいくらやろうと報われない。

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by yoshisugimoto | 2024-02-24 10:24 | 映画 | Comments(0)