カラヤンのシベ2 1980
2024年 01月 09日

カラヤンのシベ2はステレオ初期のフィルハーモニア盤とデジタル録音のベルリン・フィル盤がある。概して前者の方が人気があり、後者の評価は演奏・録音ともイマイチのようだが、今回ハイレゾで入手。予想外に楽しめた。4楽章がスローテンポなのだが、淡々としていてこれが悪くない。バーンスタインみたいに思い入れたっぷりだと辟易せざるを得ない(個人的に晩年のバーンスタインは好かない)。録音も悪いというほどでもない。
カラヤンのシベリウス交響曲音源は全集がありそうでない。なぜか3番だけは録音しなかった。何か思うところがあったのだろう。なおこの音源のオリジナル・ジャケは全く冴えない。エソテリックのSACD盤はジャケを序曲集のものに改変してしまっている(下)。
Sibelius:Symphony No.2 / シベリウス:交響曲第2番
Recorded: XI.1980, Philharmonie, Berlin
Procuder: Michel Glotz
Balance Engineer: Wolfgang Gulich
by yoshisugimoto
| 2024-01-09 07:31
| クラシック音楽CD
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