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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

『父親たちの星条旗』2006年

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『父親たちの星条旗』(原題: Flags of Our Fathers)は、2006年公開のアメリカ合衆国の映画。ジェームズ・ブラッドリー(英語版)とロン・パワーズ(英語版)による同名のノンフィクション小説を元にした映画化である。『硫黄島2部作』の1作目。(以上Wikipedia)
硫黄島の戦い
(前略)日本軍には小規模な航空攻撃を除いて、増援や救援の具体的な計画・能力は当初よりなく、守備兵力20,933名のうち95%の19,900名が戦死あるいは戦闘中の行方不明となった。一方、アメリカ軍は戦死6,821名・戦傷21,865名の計28,686名の損害を受けた。太平洋戦争後期の上陸戦でのアメリカ軍攻略部隊の損害(戦死・戦傷者数等の合計)実数が日本軍を上回った稀有な戦いであり、フィリピンの戦い (1944-1945年)や沖縄戦とともに第二次世界大戦の太平洋戦線屈指の最激戦地の一つとして知られる。(以上Wikipedia)
硫黄島に上陸したアメリカ軍は予想をはるかに上回る日本軍の反撃に遭い、苦戦を強いられていた。そんな中、山の頂上に翻った星条旗。その一枚の写真がアメリカ中を熱狂させ、旗を掲げている六人の兵士たちを英雄に祭り上げた。この写真に写っていた3人の兵士は帰国後、戦争の英雄としてもてはやされ、戦費調達のためのプロパガンダに利用される。命からがら死地から生還した彼らは、英雄扱いされることに葛藤する。

米国の圧倒的な物量に対し、日本の守備隊が誇らしいほど善戦しているのが印象的。日本側は全滅に近く、英雄どころの話ではないが、アメリカ側は戦争の英雄の話で、この差は大きい。いずれにしても実際の戦場は、砲弾を受ければ体がバラバラになり内臓が露出する地獄なのは変わらない。

『父親たちの星条旗』2006年_b0109511_22215767.jpg

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by yoshisugimoto | 2024-01-03 22:22 | 映画 | Comments(0)