『モンゴル』2008年
2023年 12月 31日

『モンゴル』(ロシア語: Монгол、英語: Mongol)は、若き日のチンギス・ハーンの人生を描いたドイツ・カザフスタン・ロシア・モンゴル合作映画。日本公開は2008年4月5日。
概要
モンゴル帝国の創始者であるチンギス・ハーンの生涯の内、父を殺され囚われの身となった少年時代から、数々の苦難を克服しモンゴル草原の支配者となるまでの日々を描いた作品。撮影は中国の内モンゴルで2005年9月から11月まで、新疆ウイグル自治区で2006年7月から11月まで行われた。またこのほか、カザフスタンでも撮影が行われた。
チンギス・ハーン役は、浅野忠信。(以上Wikipedia)
ジャムカ(J̌amuqa、? - 1205年)は、モンゴル帝国以前のモンゴル部の首長および武将。グル・カン(Gür qan)とも称した。モンゴル帝国を創設したチンギス・カン(テムジン)のライバルであったが敗れた。現代モンゴル語(Жамуха)の発音に近いジャムハとも記される。(中略)
ジャムカ(J̌amuqa、? - 1205年)は、モンゴル帝国以前のモンゴル部の首長および武将。グル・カン(Gür qan)とも称した。モンゴル帝国を創設したチンギス・カン(テムジン)のライバルであったが敗れた。現代モンゴル語(Жамуха)の発音に近いジャムハとも記される。(中略)
『元朝秘史』によれば、ジャムカを捕えてテムジンに引き渡したのはジャムカの部下たちであった。ジャムカの部下たちは、これ以上勝ち目のない戦を続けるよりも、ジャムカを捕えてテムジンに引き渡せば褒美がもらえると考えて、このような行為に及んだのであるが、テムジンは彼らに褒美を与えるどころか、私利私欲のために自分の主人を裏切った彼らの卑劣な行為を怒り、彼ら全員をその場で斬首刑に処したという。その後、テムジンはジャムカとの旧交を思ってジャムカに助命を持ちかけたが、ジャムカは決然としてテムジンの軍門に下ることを拒否し、自ら潔く死を望んだため、テムジンはやむを得ずジャムカを皮袋に包んで馬の大群に踏ませるという、貴人のための血を流さない処刑法によって殺害したと言われる。(以上Wikipedia)
長年敗残者だった主人公がいきなりハーン→大ハーンとなるストーリー展開は不自然だが、若いころ苦労したというのはよくわかった。ジャムカと盟友にしてライバルだったのは史実らしいが、その他は創作が随所に見られる。とにかく「土臭い」歴史ドラマで大地の香りがする。鉄砲が発明されるまで、騎馬遊牧民は貧しく文化程度も低かったが、武力は比類なく、大陸を席巻し都市文明は例外なく餌食になった。そのあたりが体感として理解できる作品。映像的にもスケール感やリアリティは申し分ない。
by yoshisugimoto
| 2023-12-31 11:12
| 映画
|
Comments(0)



