ザ・グッド・ライフ / ジュニア・マンス
2023年 12月 29日
昔の雑誌の「幻の名盤」コーナーに載っていたもの。「名盤」ではなく「幻の名盤」となって入手困難になるのはそれだけの事情がある。このアルバムはラテンあり、ポップあり、バラードあり。ヴァーヴ盤の「ジュニア」は正統派名盤だが、こちらはなんでもありのごった煮。同じくピアノトリオだが、ラテンとポップでは奏者が変わってエレクトリック・ベースを使っているので全く感じが変わる。でもダメというほどではない。内容とはうらはらにジャケットは最高にクール。加えてチューバという珍しいレーベルから出ている。それも「幻」が付く理由だ。
CD時代になって他のアルバムと抱き合わせのコンピレーション盤で出ている。そのコンピレーション盤も2種類(下)あって、それぞれ違うアルバムと抱き合わせたものである。そのあたりの事情がわかったのは、何度もググって調べた結果である。結果お安くコンピレーション盤が入手できた。
THE GOOD LIFE/Junior Mance
Side 1
1.Cubano Chant(Ray Bryant)2:34
2.Miss Thing(Bobby Thomas)2:03
3.The Good Life(Jack Reardon, Sacha Distel)4:10
4.Boss Blues(Junior Mance)3:18
5.Mean Old Frisco Blues(Arthur Crudup)4:54
Side 2
1.Blowin' In The Wind(Bob Dylan)2:27
2.Out South(Junior Mance)2:41
3.You've Lost That Lovin' Feelin'(Barry Mann, Cynthia Weil, Phil Spector)2:29
4.When Sunny Gets Blue(Jack Segal, Marvin Fisher)5:03
5.Lee's Lament(Ron Collier )4:29
Junior Mance(p), Aaron Bell(b: 1A, 2A, 1B, 2B, 3B), Bob Cunningham (b: 3A, 4A, 5A, 4B, 5B), Jimmy Lovelace (ds: 3A, 4A, 5A, 4B, 5B), Oliver Jackson (ds: 1A, 2A, 1B, 2B, 3B)
Recorded 1965
Released by Tuba Records – SLP-5003
by yoshisugimoto
| 2023-12-29 22:53
| ジャズ
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