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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

『冬のライオン』1968年

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『冬のライオン』(ふゆのライオン、英: The Lion in Winter)は、1966年初演のブロードウェイのジェームズ・ゴールドマンによる舞台劇。1999年にはリバイバル上演されている。また、1968年にイギリスで映画化され、2003年にはアメリカ合衆国でテレビ映画としてリメイクもされた。

1183年クリスマスのシノン城を舞台に、中世のイングランド国王ヘンリー2世と王妃エレノア、その3人の息子とフランス王を絡め、権力と人間関係を巡る愛憎を描く。

歴代のエレノア役を演じた女優が常に絶賛されて様々な賞に輝く一方で、フィリップ役には将来が有望な新鋭の美男俳優が起用されることでも話題になる作品である。(以上Wikipedia)

もともと中世イギリスのお家騒動の舞台劇だったのを映画にしたもの。史実とは異なる。映画では登場人物が喚くようにしゃべりまくるが、ウソ偽りばかりで、どの言葉にも「誠」がない。つまらない作品で当方には退屈だった。なんでこんな映画がアカデミー賞を受賞したりしているのか、よくわからない。

実際は、王子たち兄弟に母親のエリアノールも加わり、ヘンリ2世に反旗を翻す事態となった。骨肉の争いにフランス王フィリップ2世も介入し、リチャードはフランス王と手を結んで父を攻め、ヘンリ2世はフランス中部のシノン城で憤死する、というものである。次代のリチャード1世・ジョン王はフィリップ2世にフランスの領土をあらかた奪われ、アンジュー帝国は崩壊する。

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by yoshisugimoto | 2023-12-27 16:38 | 映画 | Comments(0)