シェリングのパガニーニ協奏曲
2023年 12月 25日


ヘンリク・シェリング(Henryk Szeryng、1918年9月22日 - 1988年3月3日)は、ユダヤ系ポーランド人で、メキシコに帰化したヴァイオリニスト・作曲家。ワルシャワ出身。
(中略)第二次世界大戦中は、ポーランド亡命政府のために通訳を務めるかたわら、連合国軍のために慰問演奏を行う。メキシコシティにおける慰問演奏の合間に、同地の大学に職を得、1946年にはメキシコ市民権を得た。その後は教育活動に専念したが、1954年に演奏家として転機が訪れた。ニューヨーク市におけるデビューが、きわめて高い評価を得、余生を幅広い演奏活動のうちに過ごすようになる。1988年にカッセルにて客死。拠点を置いていたモナコに埋葬された。(以上Wikipedia)
最高のヴィルトゥオーゾだが、少しもヴィルトゥオーゾ臭くないのがシェリング。ポーランド生まれというのもあると思う。経歴を見ても、教職についていたら自然と世界の巨匠になってしまったという感じで、世に出たのも30代後半と遅い。早くから神童と喧伝されることもなかったようだ。
最高のヴィルトゥオーゾだが、少しもヴィルトゥオーゾ臭くないのがシェリング。ポーランド生まれというのもあると思う。経歴を見ても、教職についていたら自然と世界の巨匠になってしまったという感じで、世に出たのも30代後半と遅い。早くから神童と喧伝されることもなかったようだ。
パガニーニというと若干違うかなというレパートリーなのだが、見事シェリング流に料理している。半世紀前の録音だが、今聴いても古くない。フィリップス原盤だが、ペンタトーン(右)でも出ている。往年のフィリップスの録音も素晴らしい。
by yoshisugimoto
| 2023-12-25 09:25
| クラシック音楽CD
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