ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集 モーリス・アラール
2023年 11月 22日

【収録曲】
ヴィヴァルディ:
1) ファゴット協奏曲変ロ長調RV.501『夜』
2) ファゴット協奏曲イ短調RV.497
3) ファゴット協奏曲ヘ長調RV.488
4) ファゴット協奏曲イ短調RV.498
5) ファゴット協奏曲変ロ長調RV.503
【演奏】
モーリス・アラール(バソン)
クラウディオ・シモーネ(指揮)
イ・ソリスティ・ヴェネティ
【録音)1974年頃
サン=ル=ノブルの生まれ。 17歳でパリ音楽院を首席で卒業し、1949年のジュネーヴ国際音楽コンクールのファゴット部門で優勝。 1957年よりパリ音楽院の教授として後進の指導に当たりながら演奏活動を続けた。 ピエール・マックス・デュボアやアンドレ・ジョリヴェ等から作品を献呈されている。(以上Wikipedia)
アラールはフランス式バスーン(バソン)の名人とされる人物。この音源もバソンで演奏されている。ドイツ式ファゴットとフランス式バソンの聴き分けは難しい。スタインウェイとベーゼンドルファーの違いみたいなもの。基本同じ音なのだが、バソンは軽く明るめの音色でソロに向く。奏法がかなり異なり、演奏者にとっては別の楽器なんだそうだ。主流はドイツ式ファゴットなので、バソンはどちらかというと絶滅危惧種らしい。
この音源は192kHz24Bitのハイレゾで入手したが、さすがに繊細微妙な音の厚みがよく出る。たまにはハイレゾもいいものだ。
by yoshisugimoto
| 2023-11-22 09:53
| クラシック音楽CD
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