カザルスのベートーヴェン交響曲
2023年 07月 22日

指揮者カザルスは一流オケからは嫌われたらしい。練習がアマオケ並みで、プロのプライドが傷つけられたということのようだ。そのため音楽祭管弦楽団といった若手音楽家たちの臨時オケとしか録音を残していない。しかし、若手音楽家たちからは逆に巨匠として慕われたようだ。
最晩年の録音として、ベートーヴェンの交響曲を6曲残している。偶数番すべてと1・7番である。3・5・9といった奇数番の大曲の録音がない。全曲そろっていたらいうことなしだったが、6曲はよく残したというべきだろう。予想外に録音がよく、生気に満ちた演奏だ。どちらかというと人間的で泥臭い音楽に聴こえるが、熱さがあるのだ。それがベートーヴェンに合っている。
by yoshisugimoto
| 2023-07-22 07:34
| クラシック音楽CD
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