ウェス・モンゴメリー feat. エディ・ヒギンス・トリオ / One Night in Indy
2023年 02月 12日
Riverside と契約する直前の超貴重な発掘未発表音源!ウェス・モンゴメリー&エディ・ヒギンズ・トリオ。オリン・キープニュースを完全ノックアウトした59年同年の“とある日" のウエスを明らかにする脅威の音源!
若いころからのウェス・ファンだが、正直なところリバーサイド以前のウェス・モンゴメリーはイマイチの印象。演奏はあまりぱっとしない。この人のトーンはピックを使わないためトーンがマイルドで歌心溢れるのが特徴なのだが、この音源は録音の加減か、耳障りな高次倍音が目立つ。といってピックを使っているわけではない。つまり後年の全盛期と比べると、プレイも音色も発展途上だったと言うしかないのではないか。記録としてはたいへん貴重だし、録音状態もまずまずなのだが、聴き終わってもあまり残らない。
ということは、キープニューズのプロデュースした一連のリバーサイド録音はやはりそれだけの付加価値がついていることになる。一作目のウェス・モンゴメリー・トリオは何回聴いたことか、そらんじているほどだが、この未発表音源を大きく凌駕する。
1. Give Me The Simple Life(9:14)
2. Prelude to A Kiss (5:52)
3. Stompin at The Savoy(7:12)
4. Lil Darlin’(8:09)
5. Ruby My Dear(8:35)
6. You’d Be So Nice To Come Home To(2:51)
Recorded January 18, 1959 Live in Indianapolis, Indiana
Wes Montgomery(g),
Eddie Higgins(p),
unknown bassist,
Walter Perkins(ds)
by yoshisugimoto
| 2023-02-12 06:34
| ジャズ
|
Comments(0)