アーマッド・ジャマルズ・アルハンブラ
2023年 02月 10日

Track listing
"We Kiss in a Shadow" (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein II) – 4:47
"Sweet and Lovely" (Gus Arnheim, Harry Tobias, Jules LeMare) – 3:53
"The Party's Over" (Adolph Green, Betty Comden, Jule Styne) – 3:55
"Love for Sale" (Cole Porter) – 4:00
"Snow Fall" (Claude Thornhill) – 2:23
"Broadway" (Billy Byrd, Teddy McRae, Henri Woode) – 7:35
"Willow Weep for Me" (Ann Ronell) – 3:55
"Autumn Leaves" (Joseph Kosma, Jacques Prévert) – 3:45
"Isn't It Romantic" (Rodgers, Lorenz Hart) – 4:15
"The Breeze and I" (Ernesto Lecuona, Al Stillman) – 2:53
Personnel
Performance
Ahmad Jamal – piano
Israel Crosby – bass
Vernel Fournier – drums
素晴らしいカー・ジャケ(上)。写真はジャマルが保有していた自己のクラブ。つまりジャズマンとしてそれほど成功した人物なのだ。ライブだが、雰囲気のよく出た録音(1961年)。実はタダでダウンロードしてきた得体の知れないコンピレーション(下)に10曲のうち6曲だけ収録されていた。当方このあたり潔癖主義ではない。6割入っていれば一応十分である。喜んでPCに落とした。演奏もいけるが、ジャケ写真が素晴らしいので、A級名盤の印象だ。
ジャマルは1930年生まれ、90歳を超えて未だ存命である。間の取り方が独特な、ユニークな芸風のピアニストとされる。マイルス・デービスが麻薬禍から立ち直り、新しいクインテットを立ち上げる際、ピアニストとして、アーマッド・ジャマルに白羽の矢を立てたのは有名な話。結局、飛行機に乗るのが嫌で、マイルスの誘いを断ったとのことだ。あまり人気があるとは言えないが、驚くほど息の長いレジェンドなのだ。
by yoshisugimoto
| 2023-02-10 08:52
| ジャズ
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