大阪交響楽団のニューイヤー・コンサート
2023年 01月 09日

例年同様、今年も大阪交響楽団のニューイヤー・コンサートに行ってきた。一生に一度くらいはムジークフェラインのコンサートもいいと思うが、是非とも行ってみたいというほどではない。地元オケで十分、ウィーン・フィルでなくても全く構わない。電車で行けるし、通年チケットなので2000円相当である。
ウィーン・フィルではないが特に演奏に違和感はない。アンコールで「美しき青きドナウ」がはじまると、パラパラと拍手するサービス精神旺盛な聴衆がいて、指揮者とオケの新年の挨拶もあった。ラデツキー行進曲の拍手も本家本元と同じだった。指揮者も適度にチョケて笑いを取っていた。今回は「常動曲」もプログラムにあったので、通常は指揮者が終わりに何か言うことになっている。
コンサートに通うのはオーディオ的な耳を鍛錬するということもある。今回の席は中央部の3列目で、オケは仰ぎ見る感じの眼前の演奏だ。管楽器はともかく、弦楽器は全くハイ落ちにならずフラットだ。我が家のスーパーツィーターのレベルはあんなものでいいんだな、と思ったことも書き添える。このあたりは性(さが)なのである。
曲目
ヨハン・シュトラウスⅡ:
皇帝円舞曲 作品437
喜歌劇「こうもり」より
アデーレのアリア “侯爵様、あなたのようなお方は”★
キス・ワルツ 作品400
スペイン行進曲 作品433
歌劇「騎士パズマン」作品441より “チャールダーシュ”
ワルツ「南国のばら」作品388
喜歌劇「こうもり」より序曲
喜歌劇「踊り子、ファニー・エルスラー」より
“ジーヴェリングの郊外で” ★
ポルカ「ハンガリー万歳」作品332
ピッツィカート・ポルカ
常動曲 作品257
喜歌劇「こうもり」より
アデーレのクプレ “田舎娘に扮するときは”★
ポルカ「雷鳴と稲妻」作品324
by yoshisugimoto
| 2023-01-09 08:02
| クラシック音楽CD
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