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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

FE103Aのバスレフが到着―音が軽い!

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9mmオールバーチのキャビネットに限定生産されたFE103Aを入れチューニングした オリジナルスピーカーです。
前のロットは13mmのバーチで作りましたが9mmにすることにより 広がりと余韻感がより出てきたようです。
全面両サイドにスリットが付けられおります。中綿は入っておりません。

サイズは180~200W,250D,280Hで後面に向かってテーパーがかかっています。
内部配線には英国ブラック社のケーブルをSP端子にはFOSTEX P-24Bを使用しています。
ミュージック昭和という山形県のディーラーさんが自社開発・製作して売っていた限定商品。ペア88000円だった。FE103Aが77000円で売られていたので、エンクロージャー込みとしてはリーゾナブルだと思う。板厚はわずか9mm、ターミナルも最低ランクで吸音材はなし。全体的に軽くチープな感じである。

音は軽快そのもので、メーカー製市販品でこの軽さは逆立ちしても出ない。当方、生音のような音の軽さが第一プライオリティなので、ニーズにはぴったりだ。楽器的な音で、箱鳴り・音のにじみといったものは感じられる。その分甘めの低音で、張り出しは弱い。中高音はアルニコ磁石のせいだと思うが、エージングなしでも十分繊細でまろやかな音が出ている。KIT-HITの非可聴ツィーター込みで鳴らせば高音はもともとピークがあるため、それで十分。例えればFE83のバスレフを2~3段階くらいアップグレードしたような感じの音である。サブウーファーやスーパーウーファーも併用しているので、ワイドレンジだ。我が家の6畳には最高の解のひとつだと思う。

結局また長岡派に回帰してしまったが、真空管アンプでフルレンジをうまく鳴らしているところが30年前の往時と異なる。フルレンジもずいぶん進化し、長岡さんのころのような紙臭さは全くなくなったと思う。フルレンジの紙臭い音が嫌で、長岡派から宗旨替えし、メーカー製を長らく使ってきたが、再びコイルの入ったウーファーの音を受け付けなくなってしまった。

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by yoshisugimoto | 2022-12-07 06:19 | オーディオ | Comments(0)