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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

クーセヴィツキーのシベ2

20世紀前半の米国楽界にはトスカニーニが君臨していたが、クーセヴィツキーも偉大な指揮者だった。指揮活動をする一方で財団を作って内外の作曲家に多くの作品を委嘱した。生まれた作品は、ラヴェルによる『展覧会の絵』の編曲や、ストラヴィンスキーの『詩篇交響曲』、バルトークの『管弦楽のための協奏曲』、ブリテンのオペラ『ピーター・グライムズ』、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』など、近現代の名曲が目白押しだ。

タングルウッド音楽祭を開始し、そこで出会った若者の一人がレナード・バーンスタインである。クーセヴィツキーの遺品としてカフスボタンが弟子のバーンスタインに贈られたが、彼は生涯にわたり、指揮台に出るとき、このカフスボタンを手放さなかったそうで、指揮台に置いていたという話もある。よほど強い感化を受けたのだろう。

トスカニーニより早く没したこともあり、今日聴かれている音源は極めて限られている。クーセヴィツキーでないとダメという音源は事実上ないのは残念なところである。録音もよく聴きやすいのは最晩年のシベ2だろうか。

クーセヴィツキーのシベ2_b0109511_17330234.jpgクーセヴィツキーのシベ2_b0109511_18514231.jpg
Commented by 杉ちゃん at 2022-09-28 16:51 x
クーセヴィツキーは今、嫌われ者のロシア出身ですね、ボストンをの演奏水準
を飛躍的に高めた功労者です。
それとシベさんの第8交響曲を依頼したことでも有名ですね(結局第8番は幻に
なりましたが・・・)
Commented by yoshisugimoto at 2022-10-03 11:06
この人はコンバス奏者から指揮者になったため、ピアノは弾けず、スコアがあまりよく読めんかったそうです。指揮したのはコンサートのみ。現代作品の擁護者でしたが、自分が指揮するときは弟子にピアノを弾かせて聴いて覚えたらしいです。
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by yoshisugimoto | 2022-09-26 17:35 | クラシック音楽CD | Comments(2)