洞川温泉(どろがわおんせん)を日帰り
2022年 09月 11日

奈良県の洞川温泉(どろがわおんせん)はつい最近まで全く聞いたこともない土地だった。大峯奥駈道を縦走して、はじめてこれを「どろがわ」と読むことを知った次第。大峯山・山上ヶ岳の登山口で、標高約800mを超える。大峯奥駈道を縦走したからには是非訪れてみたいとかねてから思って来た。日本で最も多雨な地域なので、なかなか好天に恵まれないが、快晴の予報があったので、始発で出かけた。大阪市内から電車とバスで3時間半あれば着けるので、十分日帰りできる。大阪は夏日で熱帯夜だが、洞川は夏空でもさすがにさわやかな山里だった。
自然研究路としてマップに出ているルートをたどってみた。行きと帰りに鍾乳洞(面不動・五代松)がある。関西に小規模とは言え、鍾乳洞があるとは知らなかった。スロープカーで入口まで往復できるので一度乗ってみたが、この程度なら歩いたほうが早い。女人禁制の登山口まで行って温泉街へ折り返した。温泉街は歴史ある和風木造建築の旅館、民宿などの宿泊施設や土産物店、陀羅尼介丸の製造販売店が数多く軒を連ねている。夏期には山上ヶ岳をめざす修験者や参詣者で賑わうとのことだが、人出は多かった。阪神間からはやや遠いので気合は要るが、今回行けたのはよかった。長女に話したところ、小学校の時の林間学校が洞川温泉だったそうだ。
by yoshisugimoto
| 2022-09-11 20:12
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