東尋坊と永平寺
2022年 07月 31日
猛暑日が続く中、コロナも蔓延し、引きこもっていればとりあえず安全かもしれないが、気分は滅入るし、体も鈍って健康に良くない。思い切って近場の福井県に出かけることにした。近場なので青春18きっぷを使った。敦賀から播州赤穂まで直通の新快速が出ており、簡単に帰って来られるので便利だ。一泊したとすると、片道2400円で、安いビジネスホテルだと宿代5000円だから、交通費・宿代は合計1万円ですむ。あと食費や雑費で5000円、締めて15000円見ておけばいい。青春18きっぷはあまりに遠距離だと移動時間ばかりになって感心しない。大阪から福井はもっとも青春18きっぷが生きる使い方だと思う。
7月31日(日) 朝一番に丸岡城に出かけた。こじんまりした城なので、敢えて中には入らなかった。この日も快晴の猛暑日だったので、丸岡城のバス停でバス待ちして10時台のバスで永平寺に移動した。永平寺は拝観は屋内を歩くようになっており、猛暑日にはちょうどよかった。大本山だけあってさすがの規模、一度は訪れておく価値があると思う。時間があったので、勝山市の恐竜博物館も行ってみた。えちぜん鉄道の終点で田舎なのでどうせ大したことないだろうとタカをくくっていたら、これが先進的な施設で、建屋が銀色の恐竜の卵を模したもの。4層フロアの大空間なのだが、家族連れで大盛況だった。駐車場も満車に近く、近隣から大挙やってくるようだ。これは予想外だった。勝山市は福井県の東の端で、福井まで戻るのに小一時間かかるので、大阪に帰り着いたのは結構遅くなってからだった。
7月30日(土)
まずは敦賀で一の宮の氣比神宮を参拝した。氣比高校と言えば甲子園の強豪校だが、実は福井県の一の宮のお膝元だったわけだ。立派なお宮さんである。それから芦原温泉駅までJRを乗り継いで、バスで東尋坊に到着。遊覧船に乗った。東尋坊は絶壁としてはこじんまりしている印象で、国立公園ではなく国定公園なのもうなずける。当日は快晴で猛暑日、とても屋外に長時間いられないので、越前松島水族館で時間をつぶすことにした。イルカショーも観たが家族連れで満席だった。その後は福井駅まで戻って、駅前のビジネスホテルに投宿。
テレビではコロナ報道で、世間も大人しくしているのか、と思ってしまいがちだが、それはワクチンが出る前のハナシ。自粛疲れもあって観光地は盛況、交通機関も混んでいる。とりあえず高齢者は自粛してもらうしかないが、観光業は戻ってきた感じである。引きこもっていてもつまらない。
by yoshisugimoto
| 2022-07-31 22:41
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