チャタヌーガ・チューチュー
2022年 07月 05日
グレン・ミラーはスイング・ジャズのビッグネームだが、戦時中、慰問に向かう機上で消息を絶っている。グレン・ミラー楽団は継続するが、グレン・ミラー聴くのであればベスト盤1枚で足りる。ビ・バップからがジャズだと思っている人には、オールディーズとしか聴こえないだろう。それでもチャタヌーガ・チューチューはボーカル入りで楽しい。歌詞はニューヨーク(正確には近所のニューアーク)のペン・ステーションからテネシーのチャタヌーガ行きの汽車に乗るというものだ。
Pardon me boys, is that the Chattanooga Choo Choo?
(Yes Yes) Track 29!
Boy you can give me a shine
(Can you afford to board, the Chattanooga Choo Choo?)
I've got my fare
And just a trifle to spare
ちょっといいかい、兄ちゃん、あれがチャタヌーガ行きの汽車かい?
そうです、29番線がそうです
兄ちゃん、靴を磨いてくれ
チャタヌーガ号の汽車の切符は買えるんですか?
乗車賃とわずかな余裕はあるさ
40年代のSP録音だからオーディオ的にも限界はある。とはいうものの、SP録音のボーカルを重いウーファーで再生するのは個人的にいただけない。小口径のフルレンジの音が当時の蓄音器の音に近いと思う。
by yoshisugimoto
| 2022-07-05 09:58
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