ランパルのフルートでディヴェルティメント第17番

以前、アマゾンの１円ＣＤで出ていたので買ったもの。今も１円で出品されている。ただし送料はかかる。ディヴェルティメント第17番はよく知られた名曲で、宇野功芳の推薦盤は決まって往年のウィーン八重奏団だった。このランパル盤は第１ヴァイオリンのパートをフルートで演奏。フルート協奏曲の趣があり、清涼感満点だ。録音も比較的新しい。この曲の本当の魅力はむしろこのランパル盤で味わえるように思う。

ところで余白のおまけが分かりにくい。日本語訳はそれぞれ下記のようになる。こういうのは自分でちゃんと調べないで漫然と聴いても単なるＢＧＭである。Ｋ.617はいろんなＣＤに入っていてよく聴く曲だが、他ははじめて。この音源はリッピングしたデータを２分割して、余白のおまけを日本語表記とし、頭出しを楽にしてみた。詰め込まれたＣＤはリッピングしたデータをいろいろ加工してこそ鑑賞が可能になるのが実情だ。詰め込まれたＣＤをＣＤプレーヤーだけで満遍なく鑑賞するのは事実上無理だと考える。

[SONY SK 47230]

ディヴェルティメント第17番 ニ長調 K.334

ロンド「君を愛する人の願いに」編曲 K.577

自動オルガンのためのアンダンテ K.616

グラスハーモニカ五重奏曲のアダージョとロンド K.617

ランパル (fl), カザレ (hr), ヴィニ (fl), ピエルロ (ob), R.パスキエ (vn), アダモプーロス (vn), B.パスキエ (va), ピドゥー (vc) ; 1990