マーキュリー録音の再生はハードルが高い
2022年 05月 07日

「マーキュリー録音は最後に聴け、でないと他の録音が霞んでしまうから」というのは、結構知られたキャッチだ。しかし、並みの装置でCDを聴いても全然そうは思わない。高音がつぶれたような変な音に聴こえる。DACのレベルが低く、アンプもスピーカーもイマイチだった昔はこの録音のどこがいいんだろう、と思ったものだ。
マーキュリー録音を聴いてこのつぶれたような高音が気にならず、さすがはマーキュリー録音と思えるなら、その装置はかなりのレベルにあると言えるだろう。当方もそこまでくるのにずいぶんかかった。さきごろ、SICMOSFETアンプの内部配線の引き回しを一部銀線に変えてもらったところ、つぶれたような高音が全く気にならず、味わいに変わってしまった。
ただし、再生するスピーカーはメーカー製2ウェイに限る。マーキュリー録音のつぶれたような高音は分割振動の多いフルレンジで再生しているかぎり限度もあるというのが実感だ。

マーキュリー録音盤は何枚も持ってるが、最近ヘッドフォンで
聴く様になって素晴らしさを感じました。
全数聴きなおしです。
聴く様になって素晴らしさを感じました。
全数聴きなおしです。
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んでも、昔の録音で、今の音じゃないんですね。クセもあるし。再生装置がホントによくないとダメな録音ですね。

なるほど、確かにクセのある高域ですね、でも、ザビア・クガート
のラテン物はこのクセが妙に高録音に聴こえますわ(笑)
のラテン物はこのクセが妙に高録音に聴こえますわ(笑)
by yoshisugimoto
| 2022-05-07 19:04
| クラシック音楽CD
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Comments(3)