壱岐・対馬一宮巡拝
2022年 04月 24日
4月22日(金)


















4月23日(土)
厳原始発のバスで三根大橋で下車したが、1時間半もかかった。改めて対馬は広大だというのを実感した。車がないと生活できない。三根大橋から海神神社まで5.7キロあるが、入江を海岸沿いに歩いたあと、山越えがあり、再び海岸に出て暫くいくと到着。歩きの道中は対馬の自然を堪能できた。神社は無人で、御朱印はセルフだった。無人だがさすがに一宮の格式を感じた。
帰りは5.7キロをそのまま歩いて折り返し、三根大橋から比田勝港までバスに乗って1時間かかった。比田勝港バス停で降りたもののフェリー乗り場がわからない。土地の人に訊いたら、韓国行きの国際ターミナルができて、国内ターミナルは移動したそうだ。もっとも国際ターミナルはコロナで閉鎖されており、移動先の国内ターミナルは不便この上ない。結構離れているし、自販機は1台あるだけで、売店など一切ない。対馬土産は買えずじまいだった。比田勝港から博多までフェリーで5時間弱、やはり対馬は遠い。















今回の旅は行き先を一宮に絞り、行程はすべて自分で組んだ。交通費・宿泊費の合計は24000円ほど。旅行社のツアーと比べたら驚くほど安い。ツアーのご一行さんとも船内で一緒になったが、老人ばかり。「終活」で来ているのだと思うが、それは当方も同じ。ちょっと話してみたが、壱岐・対馬を訪れるのはいろいろ観光地を行き尽くした猛者が多い感じだ。壱岐・対馬はベテラン向けなのである。
夜行バスで早朝博多到着。博多埠頭はバス・ターミナルから4キロ弱離れているが、長時間車中だったので喜んで歩いた。フェリーとジェット・フォイルは乗り場が異なる。始めフェリー乗り場に行ってしまい、教えてもらって移動した。初めてだとそんなものである。ジェット・フォイルで壱岐の郷ノ浦港までは1時間ちょっとで、結構乗船客も多いのには驚いた。壱岐は小さな島だと思っていたが、そんなことはなく、車がないと生活できない。街並みも普通の地方都市で、コンビニもあればホームセンターもある。海岸からはなれれば田園風景が続く。このあたり本土と全く変わらない。
郷ノ浦港から天手長男(あめのたながお)神社まで3.8キロ、1時間もあれば十分着くのだが、地図を読み違えて迷ってしまい、倍の時間がかかった。地元の人に訊いてなんとかたどり着いた。一宮ながら無人だが、セルフで御朱印はもらえる。帰りは迷うこともなく郷ノ浦港に到着、今度はフェリーで対馬の厳原港に向かう。2時間ほどかかって15時前に到着、残りの時間は厳原の観光にあてた。「金石城」櫓門・対馬藩主の菩提寺「万松院」・清水山城跡・嚴原八幡宮神社といったところを回れたが、観光スポットのごく一部分でも十分満足感があった。
厳原は城下町だけあって、街並みは一層洗練されており、阪神間と変わらない。ショッピング・モールや東横インなんかもある。この日は厳原のゲストハウスに泊まったが、建物は新しいのに料金格安、言うことなしだった。

































by yoshisugimoto
| 2022-04-24 09:17
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