マックス・ローチ・ライヴ・イン・トーキョー
2022年 02月 18日
マックス・ローチの圧倒的名盤。ピアノレス・カルテットだが、どのメンバーもソロが凄い。とくにベースのレジー・ワークマンはコルトレーンと共演したこともあるが、あまり評価が高いと言えない奏者だ。この録音ではその彼が入魂のロングソロを延々繰り出すのだが圧巻である。全体に「黒さ」横溢で、LPを買ったのは40年以上前の大学浪人時代だが、今聴いても素晴らしさは全く色あせない。今回CDを中古で買い直した。このウルトラ名盤がなんと現在廃盤中なのだ。中古盤はいつもプレミアがついているのだが、たまたま安く出品されていたので迷わずポチった。録音もライブにしては鮮明で一級品である。
それにしても、ビリー・ハーパー( テナー・サクソフォン)やセシル・ブリッジウォーター(トランペット)はビッグネームになることなくキャリアを終えてしまった。この二人にしてもこの音源は代表盤に違いないと思われる。
マックス・ローチ - ドラムス;
ビリー・ハーパー - テナー・サクソフォン
セシルブリッジウォーター - トランペット;
レジー・ワークマン - ベース
1977年1月21日
by yoshisugimoto
| 2022-02-18 09:08
| クラシック音楽CD
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