人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

マックス・ローチ・ライヴ・イン・トーキョー

マックス・ローチ・ライヴ・イン・トーキョー_b0109511_08520262.jpg

マックス・ローチの圧倒的名盤。ピアノレス・カルテットだが、どのメンバーもソロが凄い。とくにベースのレジー・ワークマンはコルトレーンと共演したこともあるが、あまり評価が高いと言えない奏者だ。この録音ではその彼が入魂のロングソロを延々繰り出すのだが圧巻である。全体に「黒さ」横溢で、LPを買ったのは40年以上前の大学浪人時代だが、今聴いても素晴らしさは全く色あせない。今回CDを中古で買い直した。このウルトラ名盤がなんと現在廃盤中なのだ。中古盤はいつもプレミアがついているのだが、たまたま安く出品されていたので迷わずポチった。録音もライブにしては鮮明で一級品である。

それにしても、ビリー・ハーパー( テナー・サクソフォン)やセシル・ブリッジウォーター(トランペット)はビッグネームになることなくキャリアを終えてしまった。この二人にしてもこの音源は代表盤に違いないと思われる。

マックス・ローチ - ドラムス;
ビリー・ハーパー - テナー・サクソフォン
セシルブリッジウォーター - トランペット;
レジー・ワークマン - ベース

1977年1月21日

名前
URL
削除用パスワード
by yoshisugimoto | 2022-02-18 09:08 | クラシック音楽CD | Comments(0)