ハンガリー舞曲集/シュミット=イッセルシュテット指揮、NDR
2022年 02月 01日

ブラームスのハンガリー舞曲集は気軽に楽しめるエンタテーメント音楽。ウィンナ・ワルツと似たような感じだろうか。エンタテーメント音楽だって立派な芸術だが、モツレクとかべート―ヴェンの後期四重奏曲とかとはだいぶ趣が異なる。
各曲がアンコール・ピースでもあるし、選曲集もたくさん出ている。全曲盤ではこの音源がベストではないだろうか。レビューを見てもLP時代からファンが多いようだ。1962年の録音で、オケの音が絶妙なバランス。ブラームスにピッタリだ。再発廉価盤(下)のCDジャケットはまるで内容に合っておらず、鑑賞意欲が湧かない。そのため長らく放ってあったのだが、いざ聴き出すと魅了される。LPジャケット(上)が内容に合っていて、是非こちらで聴いたほうがいい。
by yoshisugimoto
| 2022-02-01 06:58
| クラシック音楽CD
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