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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ハンガリー系のウィンナ・ワルツ

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ヨハン・シュトラウスの楽曲はオーストリア=ハンガリー帝国に生まれ育ったオーマンディならではの得意レパートリーであるようで、録音は新旧いろいろある。これは1961年のCBS盤。デッカのカラヤン録音と比べるとやはり録音は幾分落ちるというしかない。最初に入手したときはシャリシャリのかなりひどい音に聴こえた。しかし、DACの性能が向上するにしたがって、徐々に聴けるようになり、今ではリアルタイムDSD512変換をかければ立派に鑑賞に堪える。イマイチの録音でも素晴らしく再生するのが再生装置の技量だと思わざるを得ない。もともとオーマンディのゴージャスなサウンドはヨハン・シュトラウスと相性はいい。

ハンガリー系のヨハン・シュトラウスの音源には他にライナーの名盤もある。シュワルツコップが無人島に持って行く1枚としたことが有名(下左)。ドラティはシュトラウス・メドレーの一幕ものバレー「卒業舞踏会」を編曲したこともあり、ヨハン・シュトラウスは得意だったようだ(下右)。ハンガリー系のウィンナ・ワルツには注目すべし。

ハンガリー系のウィンナ・ワルツ_b0109511_08422884.jpgハンガリー系のウィンナ・ワルツ_b0109511_08423364.jpg


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by yoshisugimoto | 2022-01-10 11:47 | クラシック音楽CD | Comments(0)