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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

九州・四国の鉄印旅行

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鉄印を出している3セク路線が九州には6つ、四国には2つある。これを一筆書きで「青春18きっぷ」をつかって回るという計画を実行に移した。強行軍だし、乗り換えも複雑で、手元にスケジュール表や路線図がないととてもではないが回れない。(プラニング篇はこちら。)写真も100枚以上撮ったが、整理しないと何がどうだったかわからなくなる。帰宅後早速ブログに起こしてみた。

今回の旅は開始と同時に寒波が来て、寒いのには参った。停車時の車両扉開閉はもちろん風が吹き込むし、コロナ禍では換気のため通過待ち開けっ放しとなるので、忍耐が必要だ。対策としてアルコールも使わざるを得ない。空き腹に飲めば即カロリーに変わってくれるのはいいのだが、小生の酒量は精々一日一合なので明らかに飲み過ぎである。

12月25日(土)
この日は始発から各停を乗り継いで正午過ぎに広島に到着、広島在住の大学時代の部活の仲間と再会した。昼・夜と付き合ってもらい、市内の「折り鶴タワー」も訪れた。昔の仲間と話をしだすと時間の経つのはあっという間だった。夜は岩国泊。

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12月26日(日)
5時の始発で岩国発。何とか乗ったのだが、この始発便で寝てしまい、気が付いたら乗り継ぎ便は出たばかり。この日はスケジュールがタイトなので、下手をすると回れなくなくなる。止むをえず、徳山から新幹線に乗って小倉まで移動したが、じつは新山口まででよかった。新幹線はやっぱり速い。各停乗り継ぎで2時間半が何十分で片付いてしまった。

小倉からは日田彦山線(田川後藤寺行) で内陸部の田川伊田(たがわいた)という駅に移動する。ここから平成筑豊鉄道伊田線(直方行)に乗り継いだ。 金田(かなだ)という駅で鉄印をもらえるのだが、ガチャポン自販機から鉄印の入った紙箱が出て来るだけ。この鉄道はあくまで人手をかけないという方針のようだ。桂川(けいせん)という駅で原田線に乗り換えるのだが、新幹線で早くついたお陰で2時間以上の時間待ちが発生してしまった。寒波襲来でとても駅では待っていられない。近所に王塚古墳の展示館があるので、ここのホールで時間待ちさせてもらった。原田からは鹿児島本線で鳥栖へ。鳥栖からは佐世保線で佐世保まで行って、松浦鉄道は一区間だけ乗車して鉄印をもらった。佐世保までは歩いて戻ったが、15分ほどだった。鳥栖まで折り返して鳥栖泊。

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12月27日(月)
朝、鳥栖を発って基山(きやま)駅から甘木鉄道に乗る。これも内陸の路線だが、本数は多い。終点の甘木駅で鉄印をもらって、すぐ近所の西鉄甘木駅から西鉄大牟田駅へ。JR大牟田駅からは鹿児島本線で、八代駅へ向かう。八代駅で肥薩おれんじ鉄道の鉄印をもらったが、昼の時間帯は便がないから乗れずじまいだった。八代から出ている肥薩線は昨年の洪水で運休したままで、草ぼうぼうだ。沿線の人吉駅には新幹線の新八代駅から高速バスで移動した。人吉駅から先月一部区間が復旧したくまがわ鉄道が出ている。洪水で流された鉄橋のある区間は代行バスだった。通学路線で高校生が多い。くまがわ鉄道は昔ながらの車掌が切符を売るスタイルで、若い女性の車掌さんだった。「大阪から来ました。頑張ってください」と声を掛けたら喜んでもらえた。ここの沿線は風光明媚でのどか、特に印象的だった。

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12月28日(火)
人気のない人吉駅からバスを乗り継いで阿蘇山のふもと、南阿蘇鉄道の中松駅に向かう。高速バスの乗り場はだいたい吹きさらしでひどいものだが、益城(ましき)ICはマクドナルドがあって長時間の時間待ちも快適だった。中松駅前はホントに電車が出るのか不安に駆られたほどだったが、時間になると電車が到着した。この路線は運転手さんがガイドも兼ねている。運行も極めてゆっくり。一日3往復しか便がなく、とても営業運転どころではない。さ来年に地震で運休している区間が復旧するとのことだが、今の代行輸送で十分間に合っている感じもある。夕方からは豊肥本線で大分に向かう。各停を乗り継いで別府に着いたのは22時半ころだった。とにかく豊肥本線は本数が少ない。

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12月29日(水)
この日は湯布院・別府観光に充てた。まずはロープウェイで鶴見岳山頂へ。寒かったのですぐに下山して、湯布院にむかう。湯布院は軽井沢ばりの観光地で、若者がたいへん多い。彼氏彼女で来るところで、中高年のオッサンひとりはやや場違いな感じもある。別府の地獄めぐりは「かまど地獄」だけに絞ったがそれで十分満足。フェリー夜行便で四国の八幡浜に向かったのだが、深夜までの時間待ちはフェリー乗り場の近所のマクドナルドで粘った。しかし、限度というものもあるので、時間を消化するのには苦労した。夜行は朝まで船内休憩できるのだが、コロナで毛布の貸し出しは休止中。船内は暖かいとは言え、足回りが寒く、朝早くから目が覚めた。

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12月30日(水)
早朝に四国に上陸。四国のローカル線は九州よりも本数が少ない感じで、時間待ちは長い。宇和島で2時間あるので、宇和島城の見物に出かけた。宇和島からは予土線と土佐くろしお鉄道で中村に向かう。予土線(よどせん)は愛媛県と高知県を結ぶ路線で、四万十川の上流部に沿って走るのだが、正月休みで「鉄ちゃん」がわんさか乗っていた。若井で土佐くろしお鉄道に乗り換え、中村駅で鉄印をもらう。それから各停を乗り継いで四国を横断するのだが、寒波がぶり返して寒いのには閉口した。宇和島駅や中村駅、窪川駅は四国遍路で来たところで、懐かしかった。この日は阿波池田まで行って投宿。

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12月31日(木)
阿波池田から徳島へ2時間、徳島から牟岐(むぎ)線で阿波海南までさらに2時間。ようやく昼前に阿佐海岸鉄道駅に着いたが、係員のオバサンがDMV(ダブル・モード・ビークル、「バス電」のこと)が運行開始したばかりで予約がないと乗れないという。そこは無理を言って立ち乗りさせてもらった。これで最後の鉄印をゲット。帰りはまた徳島まで2時間。さすがにうんざりしてきた。徳島からは高速バスとJRで帰阪したが、しばらくは電車はいいや、と思った。とにかく連日各停ばかりよく乗ったというしかない。

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今回集めた鉄印(上)。それ自体はどうということはない。あくまで見聞を拡げるきっかけづくりである。残すは北海道・東北・関東の東日本。遠いだけにハードルも上がる。18きっぷが出る春に向け、また計画を練ることになる。




Commented by 杉ちゃん at 2022-01-06 09:05 x
あけましておめでとうございます。
九州・四国の地鉄旅参考になりました。当方、年末・年始仕事で
何処も行けず、年始明けに暖かい九州旅行にと思ってたらコロナ
第6波!「ついてません」
あと、広島の元、マドンナさんとの再会、良かったですね(笑)
Commented by yoshisugimoto at 2022-01-06 09:15
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。コロナは今後ともつづくのであまり気にせんことです。交通機関ではまず感染しません。
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by yoshisugimoto | 2021-12-31 21:50 | その他 | Comments(2)