できれば聴きたくない名曲
2021年 12月 21日
できたらとばして聴きたいという「名曲」がある。小生の場合は
1.運命の第一楽章
2.カルメン第一幕への前奏曲
3.剣の舞
名曲と認めるのにやぶさかではないが、騒々しい上に陳腐なので、本音をいうと勘弁してほしい。では静かな曲ならいいのかというと、ラヴェルのボレロなんかは苦手だ。ラヴェルが大好きで、他の管弦楽曲なら何度聴こうと一向に飽きないのだが、ボレロだけは例外なのだ。
CDを購入すると、こうした曲は冒頭に来るから厄介だ。リッピングしたPCオーディオでは一番最後に移動させている。エンドレス再生をすると、最後の曲からは正規の曲順になるから好都合だ。2曲目を頭出しする必要がないから鑑賞意欲も上がる。
たとえばカラヤンのデッカ録音のカルメンだが、前奏曲スキップでタバコ工場の場面から始まる。曲順変更で本当に聴き易くなった。前奏曲はカットしたわけではなく、1枚目の最後にかかる。時間は有限なのだから聴きたいように聴くべきだ。
by yoshisugimoto
| 2021-12-21 13:38
| クラシック音楽CD
|
Comments(0)