ヒッコリー・ハウスのマリアン・マクパートランド
2021年 09月 28日

1954年録音。英国生まれの女流ピアニスト、マリアン・マクパートランドがヒッコリー・ハウスで吹き込んだピアノ・トリオの傑作。女性らしい優雅なセンスや気品が感じられる。ドラムスはデイヴ・ブルーベック・カルテットのテイク5で有名なジョー・モレロ、ベースはジェリー・マリガン・カルテットのビル・クロウで、サイドメンも言うことなし。曲によってはハープとチェロも入る、異色の試みもなされている。SJ誌の幻の名盤読本にも掲載された傑作とのことである。しかし、オリジナル・ジャケットがどうもピンとこない1枚でもある。
ピアニストの横顔らしきものが写っているが、これでは魔女だ。人に顔を見られたくないとか、なんぞ特別の理由でもあったのだろうかと訝ってしまうが、そういうわけでもなさそうだ。実演の写真は下。これは演奏者が見えるのがいい。クラシックは再発ジャケットでもいいが、ジャズは是非ともオリジナル・ジャケットで聴きたい、これが原則なのだが、変ちくりんなジャケットより、断然下の写真のほうがいいので、自宅のPCオーディオでは写真を差し替えてある。
Marian McPartland (p)
Bill Crow (b)
Joe Morello (ds)
Ruth Negri (harp)
George Koutzen (cello)
I Hear Music
Tickle-Toe
Street of Dreams
How Long Has This Been Going On
Let's Call The Whole Thing OffLush Life
Mad About The Boy
Love You Madly
Skylark
Ja-Da
I've Told Ev'ry Little Star
Moon Song
by yoshisugimoto
| 2021-09-28 07:21
| ジャズ
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