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録音を聴く

クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

ハイフェッツの室内楽は録音良好

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ハイフェッツは60年代に入ってからアンサンブルものの室内楽にシフトして、オケ伴奏・ピアノ伴奏の録音が少なくなる。さすがにリビング・ステレオ時代のRCA録音は見事で、現代録音にさして遜色ない音質で録られている。ところがハイフェッツの室内楽録音は現代では評価されず、無視されているに等しい。個性というかアクが強すぎるのがその理由だが、小生は大好きだ。このアクの強さは他の奏者にはない。プリムローズ・ピアティゴルスキーといった当時の名手が共演しているのもうれしい。そのうえ録音もいいからいうことなしである。上のベートーヴェンのセレナードは1960年の録音だが、申し分のない音で入っている。

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by yoshisugimoto | 2021-08-23 07:55 | クラシック音楽CD | Comments(0)