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クラシック音楽とジャズとオーディオと歴史映画のブログ [杉本良明]


by yoshisugimoto

中国地方鉄印の旅

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還暦も過ぎたというのに、いまだに宮島も原爆ドームも行ったことがない。おととしは北海道、去年は東北を回ったが、今年は中国地方でいこうかと考え始めた。折しも伊藤蘭のJR西日本「おとなび」のCMを観たのも効いている(笑)。広島には大学時代の部活の仲間(女性)がいる。連絡をとってみると、「熱烈歓迎」のうれしい返事をもらった。これで決まり。今年から鉄印を始めたのだが、中国地方には鉄印路線が4つある(下)。これも全部集めるということで、4泊5日の旅程を組んだ。

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7月17日(土)
姫路から山陽本線を乗り継ぐと、程なく上郡に到着。ここから鉄印路線の智頭急行がでている。鉄印をもらって各停に乗車。この列車は因美線の郡家(こうげ)まで乗り入れている。郡家からはこれまた鉄印路線の若桜(わかさ)鉄道が出ている。終点若桜駅で鉄印をもらって2時間余り散策した。レトロな雰囲気はいいのだが、とくに観光資源のある町ではない。強いて言えば駅構内のSLとディーゼル機関車の静態展示だろうか。帰りは鳥取直通の2両編成で郡家に戻り、津山経由で岡山、そして岡山から総社に向かった。この日の乗った路線は山陽本線以外は電化されておらず、気動車ばかりでローカル色満点だった。総社泊。
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7月18日(日)
総社からは鉄印路線の井原(いばら)鉄道がでている。井原で下車して鉄印をもらったが、4分ほど停車するので、ギリギリで次の便を待つことなく再び同じ列車に乗ることができた。終点の神辺(かんなべ)からJR福塩線に乗り換え、福山からは山陽本線で海田市まで、それから呉線に乗り換えて呉に向かう。呉では天候が急変し、真っ暗になってかなりの雨が降った。艦船巡りを予約していたが、雨だったのが残念だった。ずっと遊覧船のなかでろくに写真が撮れなかった(残念なのでネットから拝借した写真を添付しておきます)。船の上陸後は「大和ミュージアム」と「鉄のクジラ館」を回ったが、これは室内なので雨は関係なし。「鉄のクジラ館」を出たら、明るくなって晴れ始めた。タイミングの悪さにガックリきたので、その日は早めに呉市内の宿に入った。
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7月19日(日)
呉からJR広島駅に向かい、駅で昔の仲間に再会。お互い歳を取ってしまったが、昔日の感覚が戻ってきた!宮島を案内してもらう。ロープウェイで上まで上がり、弥山(みせん)は頂上までさらに1キロほど歩いた。さすがは日本三景だけあって見晴らしは絶景。松島や天橋立さえしのぐと感じた。昼過ぎに広島に戻ってきて、当初は平和記念公園などを見て回る予定だったが、猛暑日だったのでそうもいかず、涼しい場所で積もる話で盛り上がった。そのほうがかえってよかったと思う。広島焼をごちそうになり、それからお茶して結構遅くまでさらにもうひと仕切り。広島駅から岩国に向かい、岩国泊。
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7月20日(月)
岩国からは鉄印路線の錦川清流線が出ている。岩国の錦帯橋が掛かっているのがこの錦川。錦川清流線は川沿いに奥に入っていく路線で、途中山陽新幹線新岩国駅と連絡している。終点の錦町で鉄印をもらう。それからトンボかえりで岩国に出て、錦帯橋と岩国城を回った。錦帯橋は丘の上の岩国城と錦川を挟んだ対岸にある城下町をつなぐ橋で、武士が橋を渡って登城した。川幅が200メートルもあるためにアーチ型の構造になったということだ。他にも観光スポットはあるのだが、猛暑日では観光どころではない。早々に切り上げて、翌日観光予定の尾道に向かった。尾道からふた駅東の松永で一泊。
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7月21日(火)
尾道から始発の高速艇で生口島(いくちじま)にむかう。早朝なら涼しかろうと考えてのことだが、始発ではどこもまだ開いていない。9時まで待って耕三寺と平山郁夫ミュージアムを回った。耕三寺のゴテゴテした仏閣は趣味ではないが、その裏にあった「未来心の丘」の大理石の作品群はすばらしい。平山郁夫ミュージアムは文句なく良かった。しかし、猛暑日で島の観光はこれまで。帰りは高速艇で三原に向かい、山陽本線で尾道に戻ってきた。尾道の坂道の散策は外せないのだが、猛暑日では散策どころではない。とりあえず千光寺だけは参拝し、帰路についた。青春18きっぷを使い、姫路までは各停を乗り継いだが、尾道からなら知れている。姫路からは例によって新快速で、特急料金が一切不要なのが素晴らしいと思う。
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なお、広島-福山間は直通電車がなく、なぜか糸崎-三原の一駅区間を各停が往復している。今回は三原駅で乗り継ぎを3度繰り返すことになったが、耳タコになってしまったのが三原駅の「カモメの水兵さん」の入線メロディー。とにかくほのぼのとしていて心和む。瀬戸内の海辺の町にピッタリだ。入線メロディではJR屈指ではないだろうか。


今回収獲した鉄印
直にハンコを押してくれたのは錦川鉄道のみ。シンプルだが、なかなかよろしい。他は置き書きで鉄印帳に貼付する。現時点でやっと9枚収集だから、まだまだ先は長い。
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Commented by 杉ちゃん at 2021-07-22 15:32
小生は、コロナ渦が蔓延前に行ってきましたわ、宮島は心の故郷ですね
入島税取られましたか?、
千光寺も良かった。(しゃもじを持ったお地蔵さんの置物がかわいい)
・・・・えええっ、昔のお仲間さん、とても60過ぎには見えませんね
失礼ながら「スギモトさんより10歳は若く見えます。(笑)」
いい旅でしたね・・・・。
Commented by yoshisugimoto at 2021-07-22 20:48
ありがとうございます。昔の仲間は今だからこうして相手してもらえますが、昔は評価の定まった美人さんで、高嶺の花みたいな方でした。今はお孫さんも数多くいらっしゃいます。それにしてもJR西日本のCMキャラクターの蘭ちゃんは1955年生まれ。もちろんいろいろさわってるはずですが、どうなってるかと思うほど若々しい。
Commented by 杉ちゃん at 2021-07-23 15:17
>昔は評価の定まった美人さんで、高嶺の花みたいな方でした。
要は「マドンナ的な方だった人なのですね」理解出来ました。(笑)
蘭ちゃん・・・と言ってよいのか、今もって美人です。
2013年の封切映画「少年H」に夫婦(水谷豊の)で主演した頃と
ちっとも変っていない(お化けですかね)
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by yoshisugimoto | 2021-07-21 22:22 | その他 | Comments(3)