ハンソン/交響曲第1番､第2番､民主主義の歌

マーキュリーの名盤とされる音源。９０年代にＣＤで聴いたときは音質は大したことないな、と思ったものだ。単にリッピングしただけなのだが、ＤＡＣやクロック・ジェネレーターのお陰で、今聴くと驚くほど優秀な録音であることに驚く。音楽がまたいい。ハンソンは前衛とは無縁の映画音楽的作風で、北米風の趣味の良さがあって格調高い。交響曲もいいが、「民主主義の歌」は初めて聴いたときからすぐ覚えてしまい、大好きな曲だ。ＣＤは全部合わせて１枚で出ているが、もともとはＬＰでは別々に３枚で出ていた（下）。リッピングはオリジナルジャケットにしてある。名曲３つが共有ジャケットではつまらない。

　ハンソン/交響曲第1番､第2番､民主主義の歌

　　交響曲第1番ホ短調Op.21｢ノルディック｣(1922)

　　　録音:1960年12月16日､the Eastman Theatre in Rochester､New York

　　交響曲第2番Op.30｢ロマンティック｣(1930)

　　　録音:1958年5月4日､the Eastman Theatre in Rochester､New York

　　　ハワード･ハンソン指揮/イーストマン=ロチェスター管弦楽団

　　民主主義の歌(1957)【ホイットマン詩】

　　　ハワード･ハンソン指揮/イーストマン=ロチェスター管弦楽団

　　　イーストマン音楽学校合唱団

　　　録音:1957年5月6日､the Eastman Theatre in Rochester､New York