鉄道模型のオークションは激戦
2021年 07月 08日
オーディオ機器はコレクションには向かない。スピーカー・アンプとも使わなければ劣化が進む。古いオーディオ機器を納戸で保管したままという人がよくいるが、はっきり言って理解できない。使わないのならオークションで処分して、市場に還流させる。それがお世話になった機器ためでもある。これに対して、鉄道模型はコレクションのための趣味だ。通電して走らせたところで、どのモデルも同じ。長期保管してもほとんど劣化しないと考えていいだろう。オーディオ機器とはそこが違う。
鉄道模型をコレクションせずに一台こっきりしか所有せず、走らせていてもつまらないに違いない。新品を購入しても自作してももちろんいいのだが、趣味なら絶対にある程度の台数が必要なのだ。趣味の本流はオークションで意中の稀少なアイテムを追いかけることだ。オークションで競り勝つことが必須で、その意味ではゲーム感覚の趣味と言ってもいいだろう。
小生は決して鉄道模型マニアではない。通電して走行させようなどとはさらさら思わないが、「にわか鉄」なので、部屋に飾る程度は手元に置きたいと思った。そこでオークションに参加してみたが、鉄道模型オークションに参加する人の多いこと、多いこと、とてもオーディオ機器の比ではない。オークションの競争も激烈でついていけない。これなら落とせそうだ、と思っていたら、オークション終了間際にかっさらわれた。オークションもジャンクの出品が多く、程度の見極めも経験が必要。むしろ廉価な新品を買う方が心安らかだ。
コレクションも大別してHOゲージとNゲージがある。価格的にも場所的にもNゲージがお手頃だが、存在感はやっぱりHOゲージだ。だがHOゲージは高価で、新品でもオークションでも基本的に万を超える価格がつく。当方は部屋に飾るだけなので、高価なモーター付きモデル(M車)を買うのもナンセンスだ。モーターなしの従動車(T車)で十分なのである。
以上の事情から、新品で@5000円前後の従動車やディスプレイモデルを買うことになった。これなら最も廉価でコスパもいい。しかし、こうしたモデルは品数も限られている。小生にとっては、鉄道模型はこのあたりが限界のようだ。
by yoshisugimoto
| 2021-07-08 11:24
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